ある小学校の授業参観に行ったときのこと。 「ハーイ、ハーイ、ハーイ!!」廊下中に聞こえるような大きな声で、楽しそうに授業を受けている生徒さんの多いこと。 低学年の教室には笑顔があふれています。 階段を昇り、高学年の教室をのぞくと、今度は一転、静かに授業を受けている生徒さんが目立ちます。「さすが上級生!落ち着きがある。」と一瞬感心しましたが、ふとお子さんの表情を見ると印象が変わりました。表情が暗く、笑顔がないのです。 高学年になるにつれ、学校の授業がつまらなくなったり、勉強に興味が持てなってしまうお子さんが増えます。中には「勉強は嫌い」とハッキリ答えるお子さんもいます。 学年が上がると、どうしてそのように変わってしまうのでしょうか。 それは、簡単にいうと「内容が難しくなり、解けない問題が増えるから」です。 努力した結果、新しいことができるようになるのは最高の喜びです。 ところが、学習内容とお子さんの理解の段階が離れすぎると、いくら努力しても報われず、やる気をなくしてしまいます。 例えるなら、5段の跳び箱がとべないのに6段をとべと言われているようなもの。この状態を放っておくと、授業内容だけがどんどん先に進んで難しくなり、やる気はどんどんなくなります。 そして、小学校は中学校と違って定期テストがありませんので、この状態になかなか気がつきません。「小学生の時はできたのに、中学生になったら成績が振るわない。」この原因も実はここにあります。 小学生のうちは比較的時間の余裕があり、学習内容もまだ易しいため、勉強のやり方を見直す絶好のチャンスです。 まつがく小学生コースでは、ひとりひとりの学力や性格に合わせて、ほめてやる気を引き出し、正しいやり方と学習習慣を身につけさせます。 |
「勉強」とは、「わからない事をわかるようにし、自分のものにする」ことです。ですから、勉強は一生続きます。 しかし、内容によっては、すぐには理解できず、時間がかかるものもあります。ここに「努力する」「継続する」ことが必要になります。 近年、世の中が便利になるに伴い、「知識」はインターネットなどで容易に得られるようになりました。その結果、それを身につけるための努力を嫌うお子さんが増えているようです。 知識そのものはもちろん大切です。しかし、もっと大切なのはそれを手に入れるまでの「過程」です。 「どうしてこうなるんだろう?」という好奇心やワクワク感。 正解にたどり着いた時の「わかった!」という感動。 それらを繰り返して身につく、自分はやればできるという「自信」や、もっと知りたいという「自主性」。 勉強は、お子さんがこのような素敵なものを手に入れ、幸せになるための手段であり、通過点です。 このような経験と、その結果として得られるものはお金では手に入りません。「頑張れる力」、「自分の頭で考える力」、「自主性」。これらはお子さんにとって、将来とても大切なものです。人間関係、部活動、将来の仕事など・・・どんなことにも応用できます。 勉強はゴールではなく、夢への通過点。それがまつがくの考える「勉強」です。 まつがくは、お子さんが幸せな未来を手に入れるために、これらの力を勉強を通して学んでもらえるよう、指導しています。 |
お子さんが自転車に乗れるようになる時も、失敗したりケガをしながら練習を繰り返すことで、頭ではなく体で覚え、やがて乗りこなせるようになります。 勉強も同じ。「反復練習」によって学習内容を定着させることができます。 まつがくでは指導が終わった後に、その日に学習した内容や生徒の理解度に合わせ、家庭学習の指示を出します。 早い段階から家庭学習の習慣をつけることはとても大切です。 特に、eラーニングを利用した家庭学習では、お子さんがいつ、どの内容を、どのように学習したかなどを講師が正確に把握できるため、従来の紙の宿題では不足しがちな、「継続的な家庭学習の習慣づけ」をしっかりサポートすることが可能です。 |
学習には必ず「ルール」があります。文字にも書き方や各部分のバランスのきまりがありますし、算数にも記号や数字の大きさ、単位などによって計算のきまりがあります。それ以外にも、ノートの作り方、正しい姿勢など、一見勉強には関係なさそうなことにもやり方はあるものです。 これらはご家庭の躾の中でも行われることですが、保護者の方がいらっしゃらないところでもそのような決まりを守れるように、勉強を通してサポートをしていきます。お子さんが将来一人で勉強ができるようになるためにも、基本をしっかりさせることが重要だと考えています。 |
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小学校のテストは習ってすぐに行われるため、「なんとなく」できてしまうお子さんも多く、本当の実力は把握しづらいのが現状です。テストの点数だけにとらわれるのでなく、本当に理解できているかどうかを繰り返し確認します。 |
最近は地域に関係なく、中学受験は珍しいものではなくなりましたが、やはり学校の教科書が基本であることには変わりません。ますはしっかり基礎力を定着させたうえで、学校ごとに異なる傾向、入試制度に合わせ指導します。 |
「計算」からお金・時間・長さ等を知り、社会生活を便利にする 中学生になって数学が苦手になる理由の一つとして「つまらない」というものが挙げられます。それは小学生の算数でつまずいているのが原因です。 算数、数学の一番の基本はやはり「計算」。整数、小数、分数などの基礎計算力がしっかり身についていれば、中学生になって大きくつまずくことはありません。まずはここに一番力を入れます。 また、小学生の段階で、算数を「楽しい」と感じてもらうことも大切です。まつがくでは、eラーニングで基礎を楽しく学び、オリジナル教材による指導を通じて、「なぜそうなるのか?」「どのように考えるのか?」という疑問にじっくりと向き合い、自力で解く力を育みます。 |
低学年は英語に親しむこと、高学年は中学英語の先取りを 英語は「気持ちを先に伝える」言語で、日本人が苦手としてきた「自己表現」を学ぶことができます。国際化する中でコミュニケーション能力は重要視されているため、平成23年度の学習指導要領の改訂で小学生から英語学習を取り入れていくことになりました。 国語教育では初めは「聞く」「話す」が中心ですが、小学校に入るまでに「書く」練習を始めます。英語も同様に、まずは低学年では英語に親しみ、高学年では「書く」「読む」と「文法」の学習に力をいれ、中学の英語学習に直結する総合的な英語力を身につけられるようサポートします。 |
全ての科目の基礎である国語力を養う 国語学習は生まれた瞬間から始まっていると言っても過言ではありません。それだけに、改めて「国語の勉強」と言われても、何をやったらいいのかわからないかもしれません。でも、国語はすべての教科の基本であり、最重要です。算数や理科、社会、そして英語も、国語を通して学ぶからです。 また、文章とは、書いた人の考えや感動が文字となって表現されたものですから、文章を読むことで、他の人の考え方や感じ方を知ることができます。 自分ひとりで直接経験することは限られているけれど、文章を読み、自分の頭で考えることで、限りなく広い世界を自分のものにすることができるのです。 まつがくでは、オリジナルテキストやeラーニングを活用することで、@文章をよく読むこと、A主語と述語をみつけること、B語彙力を上げる、C「この、そこ、あれ」などの指示語がさしていることを見つける、D「それで、しかし、それから」などの接続後のはたらきを理解する、E場面の様子や登場人物の気持ちを理解する、などたくさんのテクニックをそれぞれ身に付けられるように指導します。 |
日常の「どうしてだろう?」をじっくり考え、解決する力を養う 身の回りのできごとを科学を通して考え、理解するのが理科です。その中でもっとも重要なのが「どうしてだろう?」という『気づきの力』。小学生は特に好奇心が旺盛であり、そんな日常のちょっとした疑問を、「実験」「観察」で再現し、科学的な知識を習得することで問題を解決する力を養う時期です。まつがくではオリジナルテキストやeラーニングシステムを使って基礎知識を整理・確認し、問題を解決する力を身につけていきます。 |
周囲に目を向け世の中を知ることで、今を理解できる科目 小学校の社会は、中学、高校とつながっていく土台です。例えば歴史は、小学生のうちに、『縄文時代〜平成』までの時代の名前と順番を覚えているのといないのとでは大違い。中学・高校では、より深く学習していかなければならないので、あとでまた覚えるのはひと苦労です。 社会の教科書は主要5教科のなかで最も厚く、扱う用語も多いので、「暗記すればいい」と分かっていても、それが簡単ではありません。また、「時代の流れをつかむように勉強しよう!」「自分で地図を書けば大丈夫!」と言われても、そもそもその「やり方」が分からないと効果的に学習することはできません。 まつがくではオリジナルテキストとeラーニングを使い、基礎知識の暗記と、その意味の理解を深める指導を行います。また、例えば「時代の流れをつかむには○○する」、「ノートに地図を書くときは○○に気をつけよう」のように、具体的にアドバイスをすることで、自分一人でも進められるように導きます。 |
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